博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

聴覚障害児における楽音の聴取能力に関する実験的研究

定価: 11,000 (本体 10,000 円+税)
聴能の発達を規定する音響信号として楽音を採用し、認知心理学的パラダイムによる実験研究から、聴覚障害児と健常児・者の聴能に関する知見を提示した最新の書。

【著者略歴】
杵鞭広美(きねむち ひろみ)
日本学術振興会特別研究員

1996年3月 武蔵野音楽大学器楽科卒
2000年3月 東京学芸大学大学院教育学研究科(修士)修了
2003年3月 東京学芸大学大学院連合学校 教育学研究科修了
        博士(教育学)
2003年4月~ 日本学術振興会特別研究員
目次を表示します。
序文
第1部 序論
第1章 聴覚障害児における聴能の発達と保持聴力活用
 第1節 聴覚障害児教育と保持聴力活用
 第2節 語音と楽音の音響特性
 第3節 音響刺激の認知に関する情報処理モデル
 第4節 楽曲を構成する音響学的要素
 第5節 聴覚障害児教育における音楽科の授業と聴能の指導
 第6節 聴能の発達の評価と楽曲の音系列
第2章 本研究の位置づけ
第3章 本研究の目的
第4章 本研究の構成と方法
 第1節 本研究の構成
 第2節 本研究の方法
第2部 本論
第5章 研究1 楽曲の音系列の識別に関する研究
 第1節 実験1 ピアノの単一鍵盤での演奏による楽曲の識別
   1.目的
   2.方法
   3.結果と考察
   4.まとめ
 第2節 実験2 和太鼓の演奏による楽曲の識別
   1.目的
   2.実験2-1健常者における楽曲の識別 
   3.実験2-2 聴覚障害児における楽曲の識別
   4.考察
   5.第2節のまとめ
第6章 研究2 聴覚障害児における楽曲の音高列の識別に関する研究
 第1節 本章の構成と方法
 第2節 実験3 歌唱音声による楽曲の識別
   1.目的
   2.方法
   3.結果と考察
 第3節 実験4 ヴァイオリンとオーボエによる楽曲の識別
   1.目的
   2.方法
   3.結果と考察
 第4節 第6章のまとめ
第7章 研究3 健常児・者におけるピッチ識別能力に関する研究
    ―聴覚障害児のピッチ識別能力の評価方法を求めて―
 第1節 目的
 第2節 方法
 第3節 ピッチ識別能力の測定手続きに関する研究(1)
     ―既知性をパラメータとした絶対判断と相対判断―
   1.目的
   2.方法
   3.結果
   4.考察
   5.まとめ
 第4節 実験6 ピッチ識別能力の測定手続きに関する研究(2)
     ―カテゴリー数と音程をパラメータとした相対判断-
   1.目的
   2.方法
   3.結果と考察
   4.まとめ
 第5節 実験7 楽曲の音高列によるピッチ識別能力の発達に
     関する基礎的研究
   1.目的
   2.実験7-1 健常者におけるピッチ識別
   3.実験7-2 健常児におけるピッチ識別
   4.考察
 第6節 第7章のまとめ
第8章 研究4 楽曲の音圧パターンの識別に関する研究
 第1節 目的
 第2節 実験8 音圧パターンによる楽曲の識別
   1.実験8-1 健常者における音圧パターンの識別
   2.実験8-2 聴覚障害児における音圧パターンの識別
 第3節 第8章のまとめ
     ―聴覚障害児における音圧パターンの活用―
第3部 結論 
第9章 総合考察
第10章 今後の課題と展望
    ―聴覚障害児の聴能の評価方法と発達モデルの構築に向けて―
文献
謝辞 

著者杵鞭広美 著
発行年月日2005年12月25日
頁数252頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1529-7