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視覚障害幼児における潜在能力の開発と補償機能の形成に関する研究

定価: 13,200 (本体 12,000 円+税)
20年余の教育実践(早期点字学習など)により、視覚障害幼児の潜在能力の開発と補償機能の形成を行った、理論、目的、方法、結果等を柱とした、事例研究である。

【著者略歴】
新谷 守(しんたに まもる)
1937年 北海道生まれ
1964年 東北大学教育学部卒業
1966年 東北大学大学院教育学研究科修士課程修了
1999年 博士(教育学)(東北大学)
現 在  東北大学大学院教育学研究科教授
目次を表示します。
はじめに
序章 本研究の展望
  1.視覚障害幼児における潜在能力の開発と補償機能の形成
  2.指導理論と方法
  3.社会的・職業的自立
  4.本研究の目的と構成
   1)本研究の目的
   2)全体的研究方法
   3)本論文の構成
第1章 視覚障害幼児の教育に関する問題の所在と提起
 第1節 視覚障害幼児の発育・発達
  1.視覚障害児の定義 
  2.視覚障害児の発育・発達とその特徴
   1)身体の発育
   2)運動の発達
   3)知覚の発達
   4)知的発達
   5)社会性の発達 
   6)情緒の発達と性格
   7)コミュニケーション手段としての身振り表現の発達
  3.視覚障害児における発達上の問題とその要因
   1)心身の発達に影響する諸因子
   2)視覚障害をともなう重複・重症障害児の問題
   3)行動障害, 特にプラインディズムの問題
第2節 わが国における視覚障害幼児教育の歴史と現状
  1.視覚障害幼児の教育・指導の歴史 
  2.視覚障害幼児の教育的実態
 第3節 視覚障害幼児の教育に関する問題の所在と提起
  1.視覚障害児教育の基礎
  2.問題の所在と提起 
   1)視覚障害幼児の教育に関する問題の所在
   2)発達初期の幼児期における早期教育の重要性と必要性
第2章 視覚障害幼児の教育相談と指導の基本的方針
 第1節 教育相談に訪れた視覚障害児―過去,20年間の事例から―
 第2節 生活・学習課題と指導のポイント
 第3節 全体的指導計画(方針など)とその説明
 第4節 教育相談と指導の方法
第3章 全盲幼児の発達初期段階における援助に関する事例研究―全盲幼児の
睡眠・覚醒リズムについて―
 第1節 全盲幼児の生理的・心理的特性
 第2節 先天性全盲幼児(事例22)の睡眠・覚醒リズム
 第3節 全盲幼児(事例45)の睡眠・覚醒リズム―同調リズムの形成を中心
にして―
 第4節 先天性全盲幼児(事例43)の睡眠・覚醒リズム―同調リズムの形成
を中心にして―
第4章 視覚障害幼児における文字学習に関する事例研究
 第1節 強度弱視幼児(事例19)における視知覚能力の促進学習と目と手の
協応学習
     ―フロスティッグ視知覚能力促進法の「図形と素地」による―
 第2節 強度弱視幼児(事例19)における文字の読み書き学習
 第3節 全盲幼児(事例20)におけるオプタコン(盲人用読書器)による文
字(ひらがな)の触読学習
第5章 視覚障害幼児における点字学習に関する事例研究
第1節 知的発達遅滞をともなう先天性全盲幼児(事例2)における全身的
行動と手指の操作行動の学習―自発的行動を中心にして―
 第2節 全盲幼児(事例10)における点字学習
 第3節 全盲幼児(事例14)における点字学習
 第4節 強度弱視幼児(事例19)における点字学習
 第5節 強度弱視幼児(事例19)における文字と点字の並行学習
第6章 全盲幼児における歩行学習に関する事例研究
 第1節 先天性全盲幼児(事例3)における新環境での自発的歩行学習
 第2節 全盲幼児(事例11)における室内歩行学習とその歩行空間の認知
学習
 第3節 全盲幼児(事例14)における室内歩行学習とその歩行空間の認知
学習
第7章 全体的考察と今後の課題
 第1節 全体的考察と要約
  1.全体的考察
  2.全体的要約
 第2節 今後の課題
文献
あとがき
人名索引
事項索引
著者新谷守 著
発行年月日2001年03月15日
頁数406頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1262-3