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源氏物語の思考

定価: 13,200 (本体 12,000 円+税)
光源氏を核とする関係の力学、平安時代の思考形式、成立論上の課題、周辺領域との交渉等、源氏物語に内在する思考の形を、言葉を手がかりに鮮やかにてらしだす。

【著者略歴】
高木和子(たかぎ かずこ)
 1964年生まれ
 1988年、東京大学文学部国文学専修課程卒業
 1998年、同大学院博士課程修了
 現在、関西学院大学文学部助教授
目次を表示します。
第Ⅰ部 思考としてのことば
第一章 物語の「世」について 
第二章 古代語「人」考
第三章 非〈人称〉の叙述分析―続「人」考―
第四章 紫式部の思考形式
第Ⅱ部 成立論を越えて
 第一章 空蝉巻の巻末歌
 第二章 『源氏物語』と『伊勢物語』の生成の論理
 第三章 「かひなき」物語の系譜
 第四章 「按察大納言」にみる方法意識
第Ⅲ部 光源氏論
 第一章 光源氏物語の二つの発端―古代語「名」をてがかりに―
 第二章 光源氏の「癖」 
 第三章 「後見」にみる光源氏と女たちの関係構造
第四章 玉鬘十帖論
 第五章 若菜巻発端の論理
 第六章 柏木物語の照らしだすもの
 第七章 夕霧物語から光源氏物語へ
 第八章 光源氏の出家願望―『源氏物語』の力学として―
第Ⅳ部 交渉する源氏物語
 第一章 『源氏物語』における継子譚の位相
 第二章 結婚制度と『源氏物語』の論理
―光源氏と紫の上の関係の独自性―
 第三章 国宝「源氏物語絵巻」と『無名草子』
 第四章 『雨月物語』「浅茅が宿」小考
初出一覧
あとがき
索引
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者高木和子 著
発行年月日2002年03月31日
頁数444頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1303-3