博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

国語教育における話し合い指導の研究

視覚情報化ツールによるコミュニケーション能力の拡張

定価: 10,450 (本体 9,500 円+税)

話し合いを視覚化すると何が起きるのか? 日米の国語教育における歴史を踏まえ、話し合い指導の理論をコミュニケーションの視点から構築し、実証的に究明した書。

【著者略歴】
長田友紀(おさだ ゆうき)
1973年 静岡県生まれ
1996年 千葉大学教育学部中学校教員養成課程国語科専攻 卒業
1998年 千葉大学大学院教育学研究科修士課程国語教育専攻 修了
2003年 筑波大学大学院博士課程教育学研究科学校教育学専攻
    単位修得退学
2003年 北海道教育大学教育学部函館校 助教授
2007年 筑波大学大学院人文社会科学研究科 講師

現 在 筑波大学人文社会系 准教授
    博士(教育学)
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
序章
 0.1 問題の所在
 0.2 本研究の目的と方法
 0.3 本書の構成
第1章 コミュニケーション能力研究における視覚情報化ツール
    ―話し合い指導開発のための理論的基盤―
 1.1 コミュニケーション能力研究の成果と課題
 1.2 国語教育におけるコミュニケーション能力研究の課題
 1.3 状況的認知論に基づくコミュニケーション能力観の拡張
第2章 話し言葉指導における目標および内容の問題点
    ―話し合い指導の開発に求められる要件―
 2.1 話し言葉指導における目標論の問題点
 2.2 話し言葉指導における教育内容編成の問題点
 2.3 目標論と内容論からみた話し合い指導開発の要件
第3章 話し合いにおける指導方法の成果と課題
    ―視覚情報化ツールの可能性―
 3.1 戦後の話し合い指導史の概観
 3.2 国語教育における話し合い指導の方法
 3.3 国語教育における視覚情報化ツールの実践事例
 3.4 視覚情報化ツールの利点と課題
第4章 グループ討議における視覚情報化ツールの可能性
    ―調査課題の定位―
 4.1 グループ討議の必要性
 4.2 グループ討議における視覚情報化ツールの有効性
 4.3 グループ討議における視覚情報化ツールの調査課題
第5章 〈調査Ⅰ〉グループ討議における複合的行為の分析
     ―視覚情報化ツールに関する物理的側面―
 5.1 調査Ⅰの目的と方法
 5.2 RQ1:グループ討議における視覚情報化ツールの使用方法にはどのようなものがあるか
 5.3 RQ2:グループ討議において視覚情報化ツールはどのような時にどう使われるのか
 5.4 RQ3:グループ討議の流れの中で視覚情報化ツールはどう使われるのか
 5.5 調査Ⅰの総合的考察
第6章 〈調査Ⅱ〉グループ討議における話し合いメモの分析
     ―視覚情報化ツールに関する記号的側面―
 6.1 調査Ⅱの目的と方法
 6.2 調査Ⅱ-1:話し合いにおける視覚情報化の類型
 6.3 調査Ⅱ-2:話し合いメモとその報告書の量的データ分析
 6.4 調査Ⅱ-3:話し合いメモとその報告書のテキストマイニングによる質的データ分析
 6.5 調査Ⅱの総合的考察
第7章 〈調査Ⅲ〉グループ討議における視覚情報化ツールの発達的分析
     ―視覚情報化ツールの実践化にむけて―
 7.1 調査Ⅲの目的と方法
 7.2 調査Ⅲ-1:話し合いにおける視覚情報化の発達的分析
 7.3 調査Ⅲ-2:小中学生における図示化メモの効果に関する分析
 7.4 調査Ⅲの総合的考察
終章
 8.1 本研究の成果
 8.2 研究成果の意義
 8.3 学校教育への示唆
 8.4 本研究の残された課題

あとがき
初出一覧
文献
索引
著者長田友紀 著
発行年月日2016年01月31日
頁数374頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2115-1