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歌学秘伝史の研究

定価:本体 16,000 円+税

古今和歌集に関する古今伝授を中心にして、明治時代に詠まれた詠史和歌までを通観する。和歌の学問の歴史に、日本人の宗教観・歴史観を探る大著。
目次を表示します。
はじめに
第一章 歌学秘伝史とは 
第一節 歌学秘伝史を展望するために
第二節 歌学秘伝史を『八雲神詠伝』に見る―一如への道
一 八雲神詠は和歌の起源
二 和歌は三十一字と五句からなる
三 潅頂流の秘事として
四 『八雲神詠伝』の成立
五 細川幽斎に伝えられた『八雲神詠伝』
六 神道王道歌道三道は一如
第二章 潅頂伝授期の諸相
第一節 『愚秘抄』の形
はじめに
一 東北大学図書館本『愚秘抄』と諸本との関係
二 東北大学本の構成
三 虎皮を敷く老翁
四 化人、人丸は虎皮を敷く
五 再び『愚秘抄』の問題へ
第二節 『竹園抄』の流伝
第三節 心敬をめぐる三つの秘書
はじめに
一 『私用抄』をめぐって
二 『大胡修茂寄合』をめぐって
三 『ささめごと』をめぐって
おわりに
第四節 暗号化された秘事
はじめに
一 集大成される秘事
二 暗号の構造
三 暗号としての機能
おわりに
第三章 切紙伝授期の諸相
第一節 切紙の総体
一 切紙の大きさ
二 切紙集には意味がある
三 『神皇正統記』の理念を受けて
第二節 切紙を読む―近衛流切紙集の変容
第三節 切紙に託された願い
第四章 神道伝授期の諸相 
第一節 貞徳流の軌跡―墨流斎宗範をめぐって
第二節 『月刈藻集』の形
はじめに
一 吉田神道書との関わり
二 吉田神道の歌学書との関わり
三 下巻冒頭部からの展望
第三節 荷田春満の神道説の成り立ち
はじめに
一 『玄要抄』の成立をめぐって
二 『玄要抄』の講義
(一)講義の階梯及び講義の姿勢
(二)『日本書紀』の扱い方
(三) 『玄要抄』の講義内容
おわりに
第四節 吉田神道の再興―『玄要抄』をめぐって
はじめに
一 『玄要抄』から『幽顕抄』へ
二 「理気」説の応用
三 『思瓊抄』という書
四 『八雲神詠伝』との関わり
おわりに
第五節 吉田兼雄の事蹟
はじめに
一 『八雲神詠伝』をめぐって
二 兼雄の関わった歌学秘伝書類
吉田兼雄事蹟年譜
第六節 呼子鳥の行方
一 「よふことり」のある説
二 高野山遍照尊院栄秀
三 雲伝神道における「呼子鳥」
第七節 高野山に伝えられた雲伝神道
はじめに
一 量観から栄秀への伝授
二 雲伝神道における量観
三 雲伝神道の系統に関わること
四 『八雲神詠伝』との関わり
翻刻 『神代巻古歌口伝并八雲口授 古歌略註中雲師傍註』

第五章 明治時代に受け継がれたもの  
第一節 『詠史百首』から『内外詠史歌集』へ
はじめに
一 『詠史百首』をめぐって
二 『内外詠史歌集』をめぐって
第二節 『詠史歌集』と『前賢故実』
一 『詠史歌集』をめぐって
二 『前賢故実』との関わり
第三節 詠史和歌の行方
一 歌仙歌集類をめぐって
二 詠史和歌の行方

本書の論考の要旨と初出発表年
『歌学秘伝の研究』正誤表
あとがき
書名・事項索引
著者三輪正胤 著
発行年月日2017年10月31日
頁数496頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2185-4

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