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シャイな教師の教職遂行を規定する認知的要因に関する研究

定価:本体 6,500 円+税

対人的な教職遂行場面で困難さを抱えるシャイな教師を取り上げ、困った経験をもたらす認知的要因を実証的に解明。シャイな教師の認知的要因と困った経験の関係を説明する妥当なモデルを作成し、支援策につながる知見を得る。

【著者略歴】
高柳真人(たかやなぎ まさと)

1957年、東京都生まれ。1982年、筑波大学大学院教育研究科(学校教育コース)を修了し、東京都立農芸高等学校に着任(教諭)。1991年から、筑波大学附属坂戸高等学校教諭。1997年、筑波大学大学院教育研究科(カウンセリングコース)を修了。2001年から高知大学教育学部に着任(助教授。2007年から教授)。2008年、びわこ成蹊スポーツ大学に着任(教授)。2015年、筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達科学専攻を修了し、博士(カウンセリング科学)の学位を授与される。2017年、京都教育大学教職キャリア高度化センターに着任(教授)し、現在に至る。
目次を表示します。

刊行によせて(藤生英行)
はじめに

第Ⅰ部 理論的背景

第1章 問題提起
 1 教師の職務と対人行動
 2 シャイな教師
 3 シャイな教師の認知と教職遂行

第2章 先行研究の概観と概念の定義
 1 問題と目的
 2 方法
 3 シャイネス研究の概要
 4 シャイネスの概念
  4.1 シャイな人
  4.2 シャイネスの定義
  4.3 社会恐怖(対人不安障害)との関係
  4.4 シャイネスの測定
  4.5 シャイネスと他のパーソナリティ要因との関係
 5 シャイネスを喚起される場面
 6 シャイな人の認知と対人行動
  6.1 シャイな人の認知
  6.2 シャイな人の対人行動
  6.3 シャイな人の認知と対人行動
 7 シャイな教師の教職遂行
  7.1 シャイな人のキャリア形成や職業行動
  7.2 シャイな教師の教職遂行
 8 シャイな教師の教職遂行に関する研究の動向と本研究への示唆
 9 概念の定義
  9.1 シャイな教師
  9.2 教職遂行

第3章 本論文の目的と構成
 1 本論文の目的
 2 本論文の構成
 3 本論文を作成するために実施した調査
  3.1 教師を対象とした調査
  3.2 大学生を対象とした調査

第Ⅱ部 シャイな教師の教職遂行

第4章 学校におけるシャイな教師の実態【研究1】
 1 問題と目的
 2 自己報告によるシャイな教師のスクリーニング可能性の検討
  2.1 問題と目的
  2.2 方法
  2.3 結果
  2.4 考察
 3 学校におけるシャイな教師の実態(教師調査1)
  3.1 問題と目的
  3.2 方法
  3.3 結果
  3.4 考察
 4 学校におけるシャイな教師の実態(教師調査2)
  4.1 問題と目的
  4.2 方法
  4.3 結果
  4.4 考察

第5章 シャイな教師の対人行動【研究2】
 1 問題と目的
 2 シャイな教師の対人行動(教師調査)
  2.1 問題と目的
  2.2 方法
  2.3 結果
  2.4 考察
 3 シャイな教師の対人行動(学生調査)
  3.1問題と目的
  3.2方法
  3.3結果
  3.4考察
 4 シャイな教師の対人行動の背景にあるパーソナリティ特性の検討
  4.1 問題と目的
  4.2 方法
  4.3 結果
  4.4 考察

第6章 シャイな教師に対する評価【研究3】
 1 問題と目的
 2 方法
 3 結果
 4 考察

第7章 教職遂行過程におけるシャイな教師の困った経験【研究4】
 1 問題と目的
 2 シャイな教師の困った経験(教師調査1)
  2.1 問題と目的
  2.2 方法
  2.3 結果
  2.4 考察
 3 シャイな教師の困った経験(教師調査2)
  3.1問題と目的
  3.2方法
  3.3結果
  3.4考察

第Ⅲ部 シャイな教師の教職遂行を規定する認知的要因

第8章 シャイな教師の困った経験と関連した認知的要因【研究5】
 1 問題と目的
 2 方法
 3 結果
 4 考察

第9章 教職遂行場面評価及び対人評価が教職遂行に及ぼす影響
     【研究6】
 1 問題と目的
 2 方法
 3 結果
 4 考察

第10章 シャイネスに対する評価が教職遂行に及ぼす影響【研究7】
 1 問題と目的
 2 シャイネスに対する評価と教職遂行の関連(教師調査1)
  2.1 問題と目的
  2.2 方法
  2.3 結果
  2.4 考察
 3 シャイネスに対する評価と教職遂行の関連(教師調査2)
  3.1 問題と目的
  3.2 方法
  3.3 結果
  3.4 考察

第11章 教職対人行動効力感が教職遂行に及ぼす影響【研究8】
 1 問題と目的
 2 方法
 3 結果
 4 考察

第12章 シャイな教師の認知と教職遂行の関係モデルの構成
     【研究9】
 1 問題と目的
 2 方法
 3 結果
 4 考察

第Ⅳ部 総括

第13章 総合的考察
 1 本論文の概略
  1.1 各章の概略
  1.2 シャイな教師の困った経験
  1.3 シャイな教師の教職遂行を規定する認知的要因
 2 本論文の意義
  2.1 「シャイな教師」という視点の導入
  2.2 シャイな人の職業行動の解明
  2.3 シャイな人の実態の解明
 3 シャイな教師に対する支援策の提案
  3.1 教職遂行場面評価及び対人評価と教職遂行の関係に関する
     知見から
  3.2 シャイネス評価と教職遂行の関係に関する知見から
  3.3 シャイネス反応と教職遂行の関係に関する知見から
  3.4 教職対人行動効力感と教職遂行の関係に関する知見から
  3.5 シャイな教師の実態から

第14章 本研究の限界と今後の課題
 1 本研究の限界
  1.1 調査対象者の特性による限界
  1.2 因果関係の検討の限界
  1.3 取り上げた認知的変数についての限界
  1.4 シャイな教師の定義に関する限界
 2 今後の課題

引用文献
各研究の発表状況
あとがき
資料
著者高柳真人 著
発行年月日2019年01月25日
頁数344頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2260-8