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米国公立学校教員評価制度に関する研究

教員評価制度の変遷と運用実態を中心に

定価:本体 7,000 円+税

アメリカの教員評価制度について歴史的な変遷を踏まえた上で形成的機能に注目し、成立・展開過程、実施状況を解明した好著。

【著者略歴】
藤村祐子(ふじむら ゆうこ)

2005年 京都教育大学教育学部卒業
2009年 日本学術振興会特別研究員・ミネソタ大学客員研究員
2012年 広島大学教育学研究科博士課程 単位取得満期退学
2016年 滋賀大学准教授
2017年 博士(教育学)
現在に至る
目次を表示します。

序章 研究の目的と方法
 第1節 研究の目的と方法
 第2節 先行研究の検討

第1章 教員評価制度の史的変遷
 第1節 学校の近代化と教員査定
 第2節 「効率化」の影響による「教授改善」と教員評定
 第3節 スーパーヴィジョンの性質変化
 第4節 スーパーヴィジョンと教員評価
 第5節 小括―教員評価制度の史的変遷―

第2章 教員評価制度の基盤整備―連邦政府による教員政策―
 第1節 インプット重視の平等保障策
 第2節 アウトカム重視の教育政策
 第3節 専門職団体による教員能力スタンダードと教員評価モデルの
      作成
 第4節 小括―教員評価制度の基盤整備―
      (専門職スタンダードの整備と専門職構想)

第3章 教員評価制度の展開・発展-NCLB法以降-
 第1節 NCLB法下での教員政策
 第2節 教員評価報酬モデルの存在
 第3節 フロリダ州の取り組み―連邦政策導入の葛藤―
 第4節 ミネソタ州の取り組み
      ―Quality Compensation for Teachers―
 第5節 小括―教員評価制度の展開・発展―

第4章 教員評価制度の今日的様相
     ―オバマ政権下における教育政策の影響―
 第1節 教員評価制度をめぐる連邦政策の概要
 第2節 多様な教員評価モデル
 第3節 連邦教員政策に対する教員団体の対応
 第4節 コロラド州デンバー学区による教員評価政策
 第5節 小括―教員評価制度の今日的様相―

第5章 教員評価制度をめぐる司法判断―法的原理と運用実態―
 第1節 教員評価制度をめぐる判例の従来動向
 第2節 教員評価指標の妥当性をめぐる訴訟
 第3節 教員の身分保障制度の合憲性をめぐる訴訟
 第4節 教員評価結果の公表をめぐる訴訟
 第5節 小括―教員評価制度の法的原理と運用実態―

第6章 ミネソタ州における教員評価制度の改革と運用実態
 第1節 新しい教員評価制度の導入背景
 第2節 新しい教員評価法案の審議過程と成立
 第3節 新しい教員評価制度の概要
 第4節 ミネソタ州教員組合(Education Minnesota)と教員評価
 第5節 ミネアポリス学区の団体交渉
 第6節 セントポール学区の教員評価制度
 第7節 ブルミントン学区の教員評価制度
 第8節 小括―ミネソタ州における教員評価制度の改革と運用実態―

結章 米国公立学校教員評価制度の特質と課題、意義
 第1節 教員評価制度の展開
 第2節 教員評価制度の特質と課題
 第3節 教員評価制度の改革意義

主要資料及び主要参考文献
あとがき
著者藤村祐子 著
発行年月日2019年02月10日
頁数312頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2270-7