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5歳児クラスのテーマに基づく話し合い

保育における談話分析

定価:本体 7,000 円+税

発達研究、言語学、社会学、保育学という複数の学問領域の知見を参照し、保育所クラスの話し合い場面における5歳児の発話の特徴および変化を分析。集団の話し合いに参加する意義や発達の連続性などについて検討する。

【著者略歴】
呂 小耘(ろ しょううん)

1987年 中国重慶市に生まれる
2009年 中国中山大学政治と公共事務管理部 卒業
2013年 東京大学大学院教育学研究科 修士課程修了
2017年 東京大学大学院教育学研究科 博士課程修了
博士(教育学)
現在 十文字学園女子大学人間生活学部幼児教育学科 助教
 
目次を表示します。

第1部 本研究の問題と目的

第1章 先行研究
 第1節 5歳児クラスの話し合いをどう捉えるか
 第2節 クラスの話し合いを支える保育者の支援を捉える視点
 第3節 5歳児クラスの話し合いへの参加構造を捉える視点
 第4節 本研究の課題と構成

第2章 方法
 第1節 研究協力者
 第2節 観察の方法
 第3節 分析の方法

第2部 5歳児クラスの話し合いの特徴及び5歳児の談話への参加の
    構造

第3章 話し合いのテーマ及びその時期的な変容
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 時期による話し合い場面の変容
 第4節 発話者数の変化
 第5節 話し合いのタイプの時期的変容
 第6節 テーマの変化
 第7節 事例分析
 第8節 本章のまとめ

第4章 5歳児の話し合いの参加構造
 第1節 本章の目的
 第2節 方法
 第3節 園児別の発話数の変容
 第4節 園児別の発話の宛先によるソシオグラム分析
 第5節 話し合いのタイプによる発話の宛先の特徴
 第6節 話し合いのタイプによる5歳児の発話数と宛先の分析
 第7節 本章のまとめ

第3部 問題解決の話し合い場面における園児間の関わり

第5章 応答連鎖の時期的変容
 第1節 本章の目的
 第2節 方法
 第3節 応答連鎖の長さと量の時期的変容
 第4節 5歳児の応答の宛先の時期的変容
 第5節 応答の機能のカテゴリーの時期的変容
 第6節 応答の宛先の時期的変容の事例分析
 第7節 本章のまとめ

第6章 当事者と非当事者としての役割
 第1節 本章の目的
 第2節 方法
 第3節 「個と個の問題」における「当事者に対する」役割
 第4節 「個と集団の問題」における「非当事者向け」の役割
 第5節 「集団の問題」における「当事者として」の役割
 第6節 役割のまとめと2名の比較
 第7節 本章のまとめ

第4部 問題解決の話し合い場面における保育者の支援

第7章 問題解決の話し合いにおける保育者の言語的な支援の特徴
 第1節 本章の目的
 第2節 方法
 第3節 保育者の発話の形式・機能カテゴリ一別の発話数(比率)
 第4節 保育者の支援の目的と内容に関する分析
 第5節 保育者の発話の特徴に関する事例分析
 第6節 保育者の支援による話し合い内容の発展
 第7節 本章のまとめ

第5部 総合考察

第8章 総合考察
 第1節 各章の総括
 第2節 本研究の理論的意義と限界
 第3節 本研究の方法論的意義
 第4節 本研究の実践的示唆と意義
 第5節 今後の課題

 注
 引用文献
 付記
 謝辞
著者呂小耘 著
発行年月日2019年03月15日
頁数248頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2277-6