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社会形成科社会科論

批判主義社会科の継承と革新

定価:本体 2,500 円+税

批判主義社会科論の更なる再構築に向けて

本書は批判主義社会科論研究の第一人者である池野範男氏の研究を、ただ単に「後追い」するのではなく、その研究を対象化し、それを批判的に検討することが批判主義の社会科論、ひいては、日本の社会科教育研究を革新することになると信じ、各執筆者が渾身を込めて論じたものである。本書の出版が、社会科教育研究者のみならず、社会科教員、それを目指す院生・学生の研究推進の一助になれば幸いである。(本書「まえがき」より)

【執筆者一覧(執筆順)】
〈子どものシティズンシップ教育研究会〉
渡部 竜也(東京学芸大学) 1章1-1
田中 伸(岐阜大学) 1章1-2
吉村功太郎(宮崎大学) 1章1-3
橋本康弘(福井大学) 2章2-1
藤瀬泰司(熊本大学) 2章2-2
川口広美(広島大学) 2章2-3、著作一覧作成
宇都宮明子(島根大学) 3章3-1
田口紘子(鹿児島大学) 3章3-2
服部一秀(山梨大学) 3章3-3
竹中伸夫(熊本大学) 3章3-4
李 貞姫(光州敎育大学校) 3章3-5
福井 駿(鹿児島大学) 3章3-5
宮本英征(玉川大学) 3章3-6
空 健太(岐阜工業高等専門学校) 著作一覧作成
目次を表示します。

まえがき

第1章 社会観・教育観
1-1 学力論
 池野範男の学力論―向上主義学力論―
1-2 日標論
 批判主義社会科の目標論
1-3 めざす市民像
 社会科の本質に関する原理的・実践的研究の展開
 ―民主主義社会を担う市民としての資質・能力とその育成原理・
 方略―

第2章 研究方法論
2-1 規範的・原理的研究
 「社会形成科」「市民社会科」の課題―「指導論」の必要性―
2-2 開発的・実践的研究
 開発研究からみた社会形成科の成立過程
 ―歴史学習として開発された9つの単元に注目して―
2-3 実証的・経験的研究
 社会科教育学研究者にとっての「実証的・経験的研究」とは何か
 ―池野範男の場合―

第3章 社会科教育論
3-1 授業分析論
 池野氏の授業分析研究が社会科教育学研究において果たした役割
3-2 授業開発論
 社会形成科社会科における授業開発
3-3 カリキュラム論(ドイツ)
 社会科教育学研究方法としての外国研究・歴史研究の意義
 ―池野範男の諸論考の場合―
3-4 カリキュラム論(イギリス)
 向上主義学力論とカリキュラムの意義―イングランドを事例に―
3-5 教材論
 社会を形成する力を育てる教材構成と教材研究
3-6 教育実践の具体
 広島大学附属学校園における連携―教師教育の場としての「共同
 研究」―

池野範男先生著作一覧
あとがき
著者子どものシティズンシップ教育研究会 著
発行年月日2019年03月31日
頁数186頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2281-3