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美術教育における技術の位置付け

手工教育思想の考察を通して

定価:本体 6,500 円+税

技術概念の理論的考察及び、美術教育における技術に関する歴史的考察の二つの方向から美術教育における技術を論述。美術教育における技術の位置付けを明確にする。

【著者略歴】
長尾幸治 (ながお ゆきはる)

1988年 神奈川県に生まれる
2011年 多摩美術大学美術学部工芸学科金属プログラム卒業
2013年 東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻美術教育研究室修士課程修了
2016年 東京藝術大学大学院美術研究科美術専攻芸術学研究領域(美術教育)後期博士課程修了 博士(美術)取得
現在 東京藝術大学美術学部共通工房金工工房・金工機械室 教育研究助手、世田谷学園 非常勤講師、東海大学教養学部芸術学科美術学課程 非常勤講師
目次を表示します。
序章
第一章 美術と技術の関係性
 第一節 美術概念と技術概念の共通性と差異
  第一項 美術と技術の共通性―活動形式の観点から―
  第二項 美術と技術の差異―主観的価値、及び客観的価値の観点から―
 第二節 学校教育における美術と技術の関係性
  第一項 美術科教育と技術科教育における技術の捉え方
  第二項 美術教育と技術教育の境界としての手工教育
  第三項 手工教育思想の分類の観点
第二章 創設期手工教育思想における技術観
 第一節 手工教育の誕生と図画教育の動向
 第二節 一般陶冶主義における技術観
  第一項 上原六四郎の手工教育思想
  第二項 後藤牧太の手工教育思想とスロイド教育思想
 第三節 工業の基礎的陶冶主義における技術観
  第一項 手島精一の手工教育思想
  第二項 一戸清方の手工教育思想
第三章 発展期手工教育思想における技術観
 第一節 発展期における手工教育思想の展開
  第一項 図画教育の変化と手工教育の変化
  第二項 発展期手工教育思想における4つの方向性
  第三項 産業の変化と手工教育思想の関係性
 第二節 技術教育主義における技術観
  第一項 岡山秀吉の手工教育思想
  第二項 阿部七五三吉の手工教育思想
 第三節 美術教育主義における技術観
  第一項 山本鼎の手工教育思想
  第二項 石野隆の手工教育思想
 第四節 造形芸術教育主義における技術観
  第一項 霜田静志の手工教育思想
  第二項 横井曹一の手工教育思想
第四章 手工教育における技術の位置付け―美術教育における技術の創造性―
 第一節 各手工教育思想における手工概念の捉え方
 第二節 手工教育思想における技術の位置付けにみる技術と創造性
  第一項 客観的形式としての技術にみられる学習者と技術との結びつき
  第二項 主観的経験としての技術にみられる学習者と技術との結びつき
 第三節 美術教育における技術―技術の学びのダイナミズム―
結章

参考文献
あとがき
著者長尾幸治 著
発行年月日2020年01月10日
頁数224頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2310-0