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小中学生の学級集団内の友人グループに関する研究

定価: 8,250 (本体 7,500 円+税)

「開かれた個」の育成において、小中学校における良好な児童生徒の友人グループの様相を解明。教員が学級集団づくりをする上で活用できる視点を抽出した新著。

【著者略歴】
武蔵由佳 (むさし ゆか)

岩手県盛岡市出身
2017年 早稲田大学大学院 教育学研究科 博士後期課程 修了
博士(教育学)早稲田大学
早稲田大学非常勤講師、盛岡大学文学部准教授を経て現在、都留文科大学教養学部准教授。
公認心理師。臨床心理士。学校心理士。
目次を表示します。
第1章 問題の所在と研究の目的
 第一節 小中学校期における学級集団内の友人関係の形成・維持を促進する支援の必要性
 第二節 理論と先行研究
  第一項 友人関係に関する理論の概要
  第二項 学級集団内における友人関係および友人グループ関係に関する文献研究
  第三項 本研究に関する先行研究から抽出された課題
 第三節 基本概念の定義
 第四節 本研究の目的と構成
第2章 児童生徒のグループの様相に関する研究
 第一節 グループの状態認知尺度の検討【研究1】
 第二節 グループ状態認知尺度によるグループタイプの分類【研究2】
 第三節 本章のまとめ
第3章 グループに所属する児童生徒の内面に関する研究
 第一節 グループタイプと欲求の関連の検討【研究3】
 第二節 グループタイプと行動の関連の検討【研究4】
 第三節 グループタイプと感情の関連の検討【研究5】
 第四節 本章のまとめ
第4章 学級集団の状態像と児童生徒のグループの様相の関連
 第一節 学級集団の状態像とグループタイプの関連の検討【研究6】
 第二節 学級集団の状態像と学級機能およびグループタイプとの関連の検討【研究7】
 第三節 学級集団の状態像と学級適応および学校生活意欲,グループタイプとの関連の検討【研究8】
 第四節 本章のまとめ
第5章 研究のまとめと今後の課題
 第一節 本研究のまとめ
 第二節 総合的考察
  第一項 学級集団の類型と児童生徒のグループタイプとの関連
  第二項 学級集団の発達と児童生徒のグループタイプとの関連
 第三節 今後の課題

引用文献
謝辞
著者武蔵由佳 著
発行年月日2020年01月15日
頁数256頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2308-7

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