博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

  • 新刊一覧

占領期日本における学校評価政策に関する研究

定価:本体 11,500 円+税

占領期の日本で展開されてきた新制高等学校の学校評価政策を素材とし、学校の水準保障を目的とする政策構想と政策過程について解明した大著。

【著者略歴】
福嶋 尚子(ふくしま しょうこ)
2005年 新潟大学教育人間科学部卒業
2009年 新潟大学大学院教育学研究科修士課程修了
2013年 日本学術振興会特別研究員(DC2、東京大学)
2015年 東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学
2015年 千葉工業大学専任助教
2016年 博士(教育学)取得
現在に至る
目次を表示します。
はじめに
序章
 第1節 課題設定
  1.現代日本における学校評価モデルの問い直し
  2.占領期日本における高等学校制度改革の意義の問い直し
  3.占領期日本における高等学校の水準保障方策の解明
 第2節 研究対象
 第3節 先行研究の状況と本研究の学術的・社会的意義
  1.学校評価研究における占領期学校評価政策研究の布置
  2.占領期学校評価政策研究の到達点
 第4節 研究方法
 第5節 論文構成
第Ⅰ部 戦後初期学校制度改革と水準保障
第1章 学校教育法制定以前の学校制度改革
    ―学校基準構想の萌芽―
 第1節 第1次米国教育使節団の提言
  1.複線型学校体系の克服という課題
  2.学校体系の刷新と学校基準構想
 第2節 学校教育法における学校の水準保障構想
  1.学校教育法の立案過程
  2.学校教育法・施行規則における学校の水準保障構想
第2章 高等学校設置基準における学校の水準保障構想
 第1節 高等学校設置基準の立案過程
  1.高等学校設置基準設定委員会による初期立案過程
  2.高等学校設置基準設定委員会による最終原案立案過程
  3.「新制高等学校実施の手引」作成過程
  4.高等学校設置基準立案の最終段階
 第2節 高等学校設置基準の草案における学校の水準保障構想
  1.【第1次案】の内容
  2.【第2次案】での変化
  3.【第3次案】から【第4次案】への変化
  4.【第5次案】から制定に至るまでの変化
  5.学校の水準保障構想の相違
 第Ⅰ部・小括
第Ⅱ部 IFELにおける学校評価論の形成とその特徴
第3章 農業高校を対象とする学校評価構想の浮上・形成
 第1節 職業教育をめぐる状況と農業教育改革
  1.高等学校職業教育の低迷
  2.職業教育振興の動き
  3.農業教育改革
 第2節 IFEL第4期農業班による学校評価論の形成
  1.IFEL会期前
  2.IFEL会期中
  3.IFEL終了後
第4章 IFELにおける学校評価論の特徴
 第1節 評価システムの特徴
  1.『協同評価』の評価システムの特徴
  2.ネルソンによる評価システムの提案
 第2節 評価基準の特徴
  1.教育課程基準としての評価基準
  2.教育条件整備基準としての評価基準
 第Ⅱ部・小括
第Ⅲ部 中等教育における学校評価構想の形成とその特徴
第5章 中等教育における学校評価構想の浮上・形成
 第1節 望ましい中等学校の質的基準の模索
  1.『望ましい運営の指針』における学校の水準保障構想
  2.『管理の手引』における学校の水準保障構想
 第2節 中等教育における学校評価構想の形成
  1.学校認証構想の再浮上
  2.学校評価基準設定協議会による評価基準立案
第6章 中等学校段階における学校評価制度の特徴
 第1節 『試案』の評価目的・手続きの特徴
  1.評価目的
  2.評価手続き
  3.評価上の留意点
 第2節 『試案』の評価基準の特徴
  1.「基礎資料」の内容と性格
  2.評価基準の全体構成と性格
  3.評価基準の内容と水準
 第Ⅲ部・小括
終章
 第1節 占領期学校評価政策の展開とその特徴
 第2節 占領期学校評価(認証)構想の現代的意義
 第3節 本研究の到達点と課題

参考引用文献一覧
おわりに
人名索引
事項(組織・政策)索引
著者福嶋尚子 著
発行年月日2020年01月31日
頁数422頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2305-6