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『元朝秘史』におけるモンゴル語漢字音訳方式の研究

定価:本体 8,000 円+税

『元朝秘史』のモンゴル語漢字音訳における特殊表記方式と音以外の要素の関与について考察する。また、全ての音訳漢字の使い分けを分析し、その全体像の解明を試みる。

【著者略歴】
孟 達 来(ムンフダライ)
中国内モンゴル自治区出身。
中国社会科学院研究生院(大学院)民族系博士課程修了,文学博士。
東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程満期退学,博士(学術)。
中国社会科学院民族学・人類学研究所副研究員,日本学術振興会外国人特別研究員(早稲田大学),島根県立大学北東アジア地域研究センター嘱託助手を経て現在,島根県立大学総合政策学部助教,同大学北東アジア地域研究センター研究員。
目次を表示します。
第1章 序論
 1.1.諸写本の概要とテキスト構成
  1.1.1.諸写本の概要
  1.1.2.テキスト構成
 1.2.本研究に関わる主な先行研究
  1.2.1.モンゴル語テキストの転写について
  1.2.2.音訳漢字に関する先行研究
 1.3.本稿の目的と構成
 1.4.本研究におけるデータの扱い方
第2章 モンゴル語音の漢字表記方法について
 2.1.対象となる音が感じの原音で精確に表記できない場合
  2.1.1.モンゴル語頭子音qへの対応
  2.1.2.モンゴル語頭子音rへの対応
 2.2.モンゴル語音節末子音への対応
  2.2.1.漢語声母による対応
  2.2.2.モンゴル語末子音1の表記に関して
  2.2.3.音節末子音の表記方法
 2.3.まとめ
第3章 音訳における音以外の要素の関与について
 3.1.主な先行研究
 3.2.音訳における意味関与について
  3.2.1.音節漢字の意符によるモンゴル語意味への適合
  3.2.2.意味関連漢字の配置
  3.2.3.接尾辞への意味関与
 3.3.音訳漢字の特定使用について
  3.3.1.人名における音訳漢字の特定使用
  3.3.2.語幹への特定使用
  3.3.3.接尾辞への特定使用
 3.4.まとめ
第4章 音訳漢字の使い分けに関する分析
第5章 全音訳漢字の使い分けの総括
 5.1.総括表の諸項目と用語について
 5.2.音訳漢字の使い分けの総括
結語

参考文献
あとがき
附録:「モンゴル語音→音訳漢字」対応項一覧
著者孟達来 著
発行年月日2020年03月31日
頁数382頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2318-6