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トゥレット症候群のチックへの自己対処と効果

前駆衝動と半随意性に着目して

定価: 6,600 (本体 6,000 円+税)

チックへの自己対処について、その内容や実態、対処が行われる文脈や関連するチック及び前駆衝動の性質について論述。どのような時に自己対処が肯定的に働きうるのか、等の問いに答えた当事者の自己対処に関する研究書。

【著者略歴】
松田なつみ(まつだ なつみ)

2009年 東京大学教育学部教育心理学コース卒業
2011年 東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース修士課程修了
2014年 東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース博士課程修了
     博士(教育学)
2014年 東京大学医学部附属病院こころの発達診療部臨床心理士
2017年 東京大学大学院医学系研究科こころの発達医学分野日本学術振興会特別研究員
現在 白百合女子大学人間総合学部発達心理学科講師
専門 臨床心理学・発達臨床心理学
目次を表示します。
はじめに
第Ⅰ部 先行研究の概括 本書の目的
 第1章 チックと前駆衝動
 第2章 チック症状のアセスメント・治療法・支援のまとめ
 第3章 自己対処の先行研究と限界
 第4章 本研究の目的と構成

第Ⅱ部 チックへの自己対処はどのように行われているのか
 第5章 自己対処の実態調査―生活の質や生活満足度への影響―(研究1)
 第6章 チックへの自己対処の分類―チックの性質理解に着目して―(研究2)
 第7章 チックへの自己対処の分類2―他疾患の自己対処との比較を通じて―(研究3)
 第8章 チックへの自己対処の効果―少数例での検討―(研究4)

第Ⅲ部 対処の生じる文脈の影響―自己対処の意味や捉え方への着目
 第9章 チックへの自己対処の機能と対処の生じる文脈(研究5)
 第10章 チックへの自己対処を支える日常的な対応やチックへの態度の影響(研究6)

第Ⅳ部 自己対処の前提となるチック・前駆衝動・強迫症状の性質
 第11章 チックの出現と前駆衝動の出現の時間的対応関係の分析(研究7)
 第12章 前駆衝動がチックの抑制や生活満足度に与える影響(研究8)
 第13章 前駆衝動と抑制能力の関連 前駆衝動への気づきと反すうに着目して(研究9)
 第14章 トゥレット症候群に特徴的な強迫症状の影響(研究10)

第Ⅴ部 総合考察―どのように自己対処を行っていくとよいのか―
 第15章 本研究のまとめ
 第16章 チック・前駆衝動の悪化に対する認知行動モデルの検討
 第17章 どのように自己対処を行っていくとよいのか
 第18章 本書の意義と今後の展望

あとがき
引用文献
資料
著者松田なつみ 著
発行年月日2021年02月20日
頁数326頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2361-2

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