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東アジアから見たフランス革命

定価: 3,080 (本体 2,800 円+税)

東アジアの人びとにとってフランス革命とは何だったのか。日韓両国8人の歴史家がこれまでの研究史と現代的な視点の提起をさぐる。

【執筆者・訳者紹介(掲載順)(*は編者)】
松浦義弘(まつうら よしひろ)* 成蹊大学文学部特別任用教授

チョイ・カブス(CHOI Kab Soo) ソウル大学名誉教授

山下雄大(やました たけお) 東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程

キム・ミンチュル(KIM Minchul) 梨花女子大学専任講師

山﨑耕一(やまざき こういち)* 一橋大学社会科学古典資料センター元教授

楠田悠貴(くすだ ゆうき) 東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程、日本学術振興会特別研究員

竹中幸史(たけなか こうじ) 山口大学人文学部教授

藤原翔太(ふじはら しょうた) 福岡女子大学国際文理学部専任講師

クォン・ユンギョン(KWON Yun Kyoung) ソウル大学准教授

早川理穂(はやかわ りほ) 清和大学非常勤講師 
目次を表示します。

序 東アジアから見たフランス革命
戦後日本におけるフランス革命史研究
 はじめに   
 一 『史学雑誌』の文献目録からみた戦後日本の革命史研究   
 二 フランス革命史研究のなかの「戦後歴史学」   
 三 「戦後歴史学」以後の時代   
 おわりに   
「近代性」への不可逆的な歴史的移行を支える推進力としての革命―韓国の視点から―
 一 問題提起―革命の誕生―   
 二 革命の世界史の概観
 三 「ブルジョワ革命論」の崩壊と「近代革命の理論」の模索   
本性的社会性の肯定から政府批判へ―ビヨ=ヴァレンヌとサン=ジュスト―
 はじめに
 一 ルソー批判の賭金としての本性的社会性   
 二 悲惨な境遇と再生の立法―ビヨ=ヴァレンヌにおける共和主義の原理―   
 三 単一の政府と立法者の課題―サン=ジュストの憲法演説―
 おわりに   
代表制政体を民主化する?―総裁政府下のアントワーヌ・フランセ・ド・ナントの政治思想―
 一 フランス革命―起源と展望―   
 二 商業の時代の政治経済学   
 三 共和主義的習俗   
 四 党派と政治の場   
ルイ一六世裁判再考―チャールズ一世裁判の解釈をめぐって―
 はじめに   
 一 第一共和政の成立と予審の開始   
 二 国民公会における論争   
 三 国民公会外の出版物   
 四 指名点呼投票から国王処刑へ   
 おわりに   
空間の革命―共和暦二年のルアンにおける街路、祭典、自由の木―
 はじめに   
 一 街路名の変更
 二 革命祭典と自由の木   
 三 共和暦三年の揺り戻し   
 おわりに   
一八〇六年―革命の終わり、またはナポレオン統治システムの転換―
 はじめに   
 一 市町村レヴェルの統治システムの特質と変化   
 二 県・郡レヴェルの統治システムの特質と変化   
 おわりに   
二月革命後のアンティル諸島における普通選挙―アフリカ系黒人有権者と反革命(一八四八年―一八五一年)―
 一 はじめに―一八四八年の二月革命とフランス領西インド諸島におけるアフリカ系黒人有権者―
 二 一八四九年の選挙―「解放者か調停者か」―   
 三 一八四九年の選挙の余波―マリー・ガラント事件と戒厳令下の植民地―   
 四 結論―奴隷解放後の文脈におけるシェルシェ主義の位置づけ―
著者松浦義弘・山﨑耕一 編
発行年月日2021年03月31日
頁数238頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2372-8