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セルフ・エスティームの研究と教育の再構築

概念と測定法から教育方法と効果評価まで

定価: 7,700 (本体 7,000 円+税)

セルフ・エスティーム(自尊感情,自己肯定感)のこれまでの研究や教育の問題点を実証的に指摘し,新たな概念,測定法,そして学校における教育方法を提起した。
目次を表示します。

第1章 セルフ・エスティームの研究と教育の問題と新展開
 第1節 セルフ・エスティームの研究史の概要
  1.セルフ・エスティームの研究の勃興から隆盛へ
  2.セルフ・エスティームの効用に関するレビュー研究
  3.セルフ・エスティームに関する研究結果の不一致の原因
 第2節 概念の問題と新規概念の登場
  1.Rosenbergのセルフ・エスティーム概念の再考
  2.セルフ・エスティームの2分法を発展させた新規の諸概念と概念間の相違
 第3節 Rosenberg尺度を中心とした測定法の問題
  1.現在に至るまでの測定法
  2.Rosenberg尺度の内容的妥当性の問題
  3.Rosenberg尺度の収束的ならびに弁別的妥当性の問題
  4.Rosenberg尺度の妥当性を疑う最近の研究
 第4節 測定法の問題を克服する新規測定法の開発
  1.適応的で望ましいセルフ・エスティームの測定における潜在連合テストの利用可能性
  2.既存の潜在連合テストの特徴
  3.これまでの問題を改善した潜在連合テストの開発
 第5節 セルフ・エスティームの教育
  1.セルフ・エスティームを育成する教育の現況と新規教育の開発
  2.新規教育における目標の構成と方法の開発,そして教育効果の検証
 第6節 今後の課題と展望
 文献

第2章 児童用の自律的セルフ・エスティームの測定法
 第1節 紙筆版の潜在連合テストによる測定法の開発
  1.序論ならびに研究目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第2節 タブレットPC版の潜在連合テストによる測定法の開発
  1.序論ならびに研究目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第3節 全体考察
 文献

第3章 児童用の他律的セルフ・エスティームの測定法
 第1節 全体的な他律的セルフ・エスティームの測定法の開発
  1.序論ならびに研究目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第2節 コンピテンス領域別の他律的セルフ・エスティーム測定法の開発
  1.序論ならびに研究目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第3節 全体考察
  1.因子構造の検討
  2.信頼性と妥当性の検討について
  3.今後の課題と展望
 文献

第4章 自律的ならびに他律的セルフ・エスティームを測定するタブレットPC版潜在連合テスト
 第1節 序論ならびに研究目的
 第2節 方法
  1.調査材料
  2.参加者と手続き
  3.倫理的配慮
 第3節 結果
 第4節 考察
 文献

第5章 自律的セルフ・エスティーム教育の開発―目標の構成と授業方法の特徴―
 第1節 自律的セルフ・エスティームの形成過程
 第2節 自律的セルフ・エスティームとトップ・セルフにおける「自己信頼心(自信)の育成」プログラム
  1.トップ・セルフという教育
  2.自己信頼心(自信)の育成
 第3節 自律的セルフ・エスティームの育成という観点からの「自己信頼心(自信)の育成」プログラムの教育目標の修正
  1.目標修正の基本方針
  2.中位目標の修正
  3.下位目標の修正
  4.操作目標の修正
第4節 「自律的セルフ・エスティームの育成」教育の時間ごとの目標の割り当て
  1.小5から中1統一版
  2.小学校2年生版
第5節 プログラム方法の改善のあり方と方向
第6節 今後の展望

第6章 自律的セルフ・エスティームの教育の実際
 第1節 トップ・セルフの授業の実際
  1.授業環境の設定
  2.使用される機材と道具
  3.基本的な授業構成
  4.教育活動作成時の基本的な方針
 第2節 第3世代のトップ・セルフへ
  1.第2世代の課題
  2.第3世代のトップ・セルフの特徴
 第3節 教育の内容
  1.教育目標と内容
  2.第1回目:自分の将来の夢とは?
  3.第2回目:自分たちの夢への想いを伝えよう
  4.第3回目:願いを叶えるための現実的な方法とは?
  5.第4回目:みんなの挑戦を思い出してみよう!
 第4節 今後の研究の展望
 文献

第7章 教育効果の検証
 第1節 紙筆版セルフ・エスティーム潜在連合テストと全体および領域別の他律的セルフ・エスティーム尺度による教育効果の検証
  1.序論ならびに研究目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第2節 児童用のタブレットPC版自律的ならびに他律的セルフ・エスティーム潜在連合テストを用いた教育効果の検証―効果の持続性の観点を含めて―
  1.序論ならびに研究目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第3節 全体考察
  1.教育効果をもたらした要因
  2.今後の課題と展望
 文献

第8章 自律的セルフ・エスティームにおける研究と教育の今後の展開
 第1節 科学における研究の革新
 第2節 セルフ・エスティーム研究の今後の課題
  1.構成概念としてのセルフ・エスティーム研究の難しさ
  2.自律的セルフ・エスティームと他律的セルフ・エスティームに関する今後の研究課題
 第3節 セルフ・エスティーム教育の今後の課題
  1.基礎研究と応用(実践)研究の往還の必要性
  2.自律的セルフ・エスティーム育成教育の今後の課題
 第4節 学校でのセルフ・エスティーム育成教育の普及への条件
 文献

おわりに
担当章ならびに著者紹介
著者山崎勝之 編著
発行年月日2022年01月31日
頁数236頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2415-2

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