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授業リフレクション研究による学びの考究

教師を生きる経験を記述する

定価: 7,700 (本体 7,000 円+税)

教師自身が主体となり、自分の授業を改革・改善する具体的で実践可能な授業研究方法「授業リフレクション研究」を開発。実践事例研究を対象に検討・考察を行い、その意義と課題を明らかにする。

【著者略歴】
澤本 和子(さわもと かずこ)
1969~1970年 東京大学教育学部教育方法学稲垣忠彦助教授研究室研究生.
1970~1972年 お茶の水女子大学大学院修士課程人文科学研究科教育学専攻修了.
2006~2007年 早稲田大学訪問学者.(野嶋栄一郎教授研究室. 4月~翌年3月) トロント大学オンタリオ教育研究所visiting scholar.(9月~翌年2月)
2018年 博士(社会科学)(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科).
1972年 お茶の水女子大学附属小学校文部教官教諭.
1990年 山梨大学教育学部附属教育実践研究指導センター助教授.1994年 同教授.
1999年 日本女子大学人間社会学部教育学科教授.
2015年 日本女子大学を定年退官.同年、日本女子大学名誉教授.
~現在 日本女子大学客員研究員.道灌山学園保育福祉専門学校非常勤講師(教育原理).
この間、山梨県行政改革委員会委員、文部科学省小学校学習指導要領調査協力者、全国的な学力調査の実施方法等に関する専門家検討会議委員、大学・大学院設置審査委員会委員など担当.
目次を表示します。
序(吉崎静夫)

まえがき

序章 研究の背景と目的・方法
 はじめに
 第1節 研究の視座と背景
 第2節 教育工学的アプローチにおける先行研究の検討
    ―授業観の転換と一人称視点の授業研究―
 第3節 本研究の目的と方法

第1章 授業リフレクション研究の必要性とその目的
 はじめに
 第1節 教師の実態調査から見た授業リフレクション研究の必要性
 第2節 教育工学的アプローチにおける先行研究の検討
    ―パラダイムシフト後、1990年代までの開発研究方法と本研究の位置―
 第3節 授業リフレクション研究の目的
 第4節 デューイ Dewey, J.(1955)の「反省的思惟 reflective thought」の重要性
 第5節 第1章の総括

第2章 授業リフレクション研究の方法
 はじめに
 第1節 授業リフレクション研究の手順とデータ作成
 第2節 言語表出と対話に依拠する授業リフレクション研究
 第3節 授業リフレクションを対象化するための3つの手法
 第4節 教師の思考過程と「行為の中の省察 reflection in action」
 第5節 教師のリフレクション記述の自己対象化における4相
 第6節 第2章の総括

第3章 大学授業における授業リフレクション事例研究
   ―自己リフレクション記述を主要データとする事例研究―
 はじめに
 第1節 教育学科専門科目「授業研究論」の開発事例研究
 第2節 授業リフレクション研究に依拠した卒業論文学習指導の考究
    ―学びの場をひらく媒介としての教師役割に着目して―
 第3節 第3章の総括

第4章 授業リフレクション研究による校内研究改革10年後の考察
 はじめに
 第1節 研究の目的・対象・方法
 第2節 対象校の実態と校内研改革の概要:1年目の課題を中心にして
 第3節 2年間の研究と2年目終了時の国語科13事例の検討
 第4節 説明文の読みの授業事例の分析・考察
 第5節 文学の読みの授業事例の分析・考察
 第6節 第4章の総括

第5章 省察的実践家の専門的自律性形成
   ―リフレクティブな授業研究による循環・発展的教師成長
     サイクルに位置付く学習材・教材再研究とリデザイン―
 はじめに
 第1節 初めての授業リフレクション研究
 第2節 「省察的実践家 reflective practitioner」による「リフレクティブな学習材・教材研究」の考究
    ―省察的実践家のデザイニングにおける「自律性」に着目して―
 第3節 第5章の総括

終章 総 括
 第1節 研究の視座の確認と終章の位置
 第2節 第1章から第5章の総括
 第3節 研究の視座と目的の総括
 第4節 研究方法の総括
 第5節 総括
 第6節 課題と展望

あとがき
引用・参考文献一覧
索引
著者澤本和子 著
発行年月日2024年06月25日
頁数558頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2512-8