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知的障害を伴わない発達障害児・者のきょうだいの体験に関する研究

目に見えない障害とどのように向き合っていくのか

定価: 11,000 (本体 10,000 円+税)

ASDやADHDなど知的障害を伴わない発達障害児・者のきょうだいはどのような体験をしているのか? 児童期から成人期に至るまでの体験を質的に検討し明らかにした。

【著者略歴】
大瀧 玲子(おおたき れいこ)

東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース博士課程修了,博士(教育学)。臨床心理士,家族心理士,公認心理師。
現在,東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース特任研究員,日本女子大学カウンセリングセンター非常勤研究員など。
目次を表示します。
はじめに

第Ⅰ部 問題設定
第1章 障害児・者のきょうだい研究の概観
 第1節 問題意識
 第2節 障害児・者のきょうだいであることとは
 第3節 きょうだい支援について
第2章 障害についての整理
 第1節 はじめに
 第2節 発達障害とは
 第3節 知的障害を伴わない発達障害とは
第3章 本研究の目的と構成
 第1節 研究の目的
 第2節 研究の構成
 第3節 本研究における用語の定義
第Ⅱ部 知的障害を伴わない発達障害児・者のきょうだいの体験
    ―同胞の障害の程度がきょうだいに与える影響に焦点をあてて―
第4章 研究1:知的障害を伴わない発達障害児・者のきょうだいが体験する心理プロセス
    ―目に見えない障害をどのように認識し,向き合うのか―
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
 第5節 本章のまとめ
第5章 研究2-1:発達障害児・者のきょうだいは同胞の障害をどのように捉えているのか(1)
    ―重度発達障害者のきょうだいが体験する心理プロセスの検討から―
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
 第5節 本章のまとめ
第6章 研究2-2:発達障害児・者のきょうだいは同胞の障害をどのように捉えているのか(2)
    ―重度発達障害との比較から見る知的障害を伴わない発達障害児・者のきょうだいの特徴とは―
 第1節 体験の比較から見る軽度きょうだいと重度きょうだいの相違
 第2節 知的障害を伴わない(軽度)発達障害児・者のきょうだいの体験の特徴と臨床心理学的示唆
 第3節 本章のまとめ
第Ⅲ部 青年期から成人期にある知的障害を伴わない発達障害者のきょうだいの体験
第7章 研究3:成人期にある知的障害を伴わない発達障害者のきょうだいの体験に関する一考察
    ―ある姉妹の「羅生門」的な語りの分析からきょうだいの多様性を捉える試み―
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 結果と考察
 第4節 総合考察
 第5節 本章のまとめ 
第8章 研究4:ライフステージの変化がきょうだいにもたらす影響
    ―きょうだいへの縦断的インタビューから―
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 結果と考察
 第4節 総合考察
 第5節 本章のまとめ 
第Ⅳ部 知的障害を伴わない発達障児・者のきょうだいへの支援についての検討
第9章 研究5:知的障害を伴わない発達障害児・者のきょうだいの支援に関する臨床心理学的示唆
    ―同胞の障害程度が異なるきょうだいの支援の体験と思いに関する検討から―
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
 第5節 本章のまとめ
第Ⅴ部 総括
第10章 総合考察
 第1節 本研究で得られた知見とその意義
 第2節 本研究の総括
 第3節 臨床心理学的な理論に対する示唆
 第4節 本研究の限界
 第5節 今後の展望

引用文献
付表
初出一覧
あとがき
著者大瀧玲子 著
発行年月日2020年03月31日
頁数368頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2324-7

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